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あなたの商いを、数字にしてみよう。

大分県の整骨院・接骨院 開業収支

地域・広さ・単価を変えながら、自分の計画に合う開業費用と収支を考えてみましょう。

試算は基準の単価・稼働率・賃料を使った概算です。地域の実勢価格や物件条件に合わせて比較してください。

条件広さ初期投資月商(通常)税引後手取り(通常)
一般整骨院15坪6,690,000円779,625円182,056円
自費メイン15坪8,940,000円935,859円269,828円
保険メイン15坪6,940,000円512,325円3,933円

地域・業態の特徴

大分県は温泉観光客が多い別府市や大分市中心部を筆頭に、慢性的な肩こり・腰痛を抱える高齢者層が厚く、整骨院の需要は安定している。一方で大分市の王子・トキハ周辺や竹町商店街エリアには競合院が集中しており、新規参入時の差別化が収益を左右する。県南の佐伯市や豊後大野市など車社会の郊外では、駐車場確保が集患の前提条件となる。

大分市の大道・田室町・牧周辺は昼間人口が多くロードサイド物件も取得しやすいため、保険施術中心の一般整骨院が根付きやすいエリアと言える。別府市では観光客向けではなく国道10号沿いや別府駅西口周辺の地域住民を狙う立地選定が長期安定につながる。坪8,000円の商業地では15坪・家賃12万円に収まるが、月商54万円・手取り2万円という薄利構造を脱するには保険依存を下げ自費メニューの単価設計が不可欠だ。

経営のヒント

  • 大分市の賀来・坂ノ市・明野など新興住宅地は30〜50代ファミリー層が厚く、産後ケアや交通事故施術を軸にした自費比率向上で客単価を上げやすい
  • 別府・湯布院エリアの温泉業従事者は腰部・下肢の慢性障害が多いため、労災施術の取り扱いを整備しておくと法人契約につながる
  • 大分県柔道整復師会の地区部会(大分・別府・中津・日田)に早期加入することで行政情報や患者紹介ネットワークを得られ、孤立開業によるリスクを軽減できる

確認したいリスク

  • 大分市中心部の王子・大道エリアはすでに徒歩圏内に複数院が密集しており、保険施術のみでは患者の取り合いになり月商54万円すら下回る可能性がある
  • 大分県は2024年度以降も柔道整復の療養費適正化審査が強化されており、部位数の多い保険請求は返戻・減点リスクが高まっている
  • 人口減が進む日田市・竹田市・豊後高田市などの郡部では開業初年度に損益分岐点を超えられず、閉院を余儀なくされるケースが散見される

大分県で一般整骨院を開業するために必要な資格・届出・設備の基礎知識

整骨院(接骨院)を開業するには、国家資格である柔道整復師免許が必須で、取得後は大分県知事への施術所開設届を開業後10日以内に提出する義務がある。保険施術を行うには地方厚生局(九州厚生局大分事務所)への受領委任の申出も別途必要で、承認前に保険請求はできない。施術室の床面積は6.6㎡以上、待合室は3.3㎡以上の確保が建築基準上求められ、消防法に基づく防火管理者選任や、施術ベッドの間仕切り・換気設備も保健所検査で確認される。開業前に大分県中部保健所(大分市開業の場合)へ事前相談を行うと、検査でのやり直しを防ぎやすい。

大分市で整骨院を開業する際、保健所への届出はどこに出せばいいですか?

大分市内で開業する場合は大分県中部保健所が窓口となる。施術所開設届は開業後10日以内の提出が法定義務で、図面・資格証の写しなど添付書類を事前に確認しておくと審査がスムーズだ。

柔道整復師の保険請求(受領委任)の申請はどこにしますか?

九州厚生局大分事務所への「受領委任の申出」が必要で、大分県柔道整復師会経由の申請も可能。承認が下りるまで保険請求できないため、開業日の1〜2か月前に手続きを開始するのが現実的だ。

大分県の整骨院は15坪・ベッド6台で採算が取れますか?

月商54万円・手取り2万円というシミュレーションが示す通り、保険施術だけでは薄利になりやすい。大分市内であれば1日平均来院数20人超を維持しつつ、自費メニューの比率を3割以上に引き上げることが収支改善の現実的な目安となる。