補助金 採択率・難易度マップ
主要補助金の採択率を比較し、難易度別に整理しました。「どの補助金が通りやすいか」の目安としてご活用ください。
※ 採択率は各事務局の公式発表に基づく概算値です。申請内容により結果は異なります。
難易度マップ
縦軸: 採択率(高いほど通りやすい)/ 色: 難易度(緑=低, 黄=中, 赤=高)
採択率ランキング
| 順位 | 補助金名 | 採択率 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 1 |
働き方改革推進支援助成金
労務改善
|
76.0% | 低 |
| 2 |
中小企業省力化投資補助金(一般型)
省力化・自動化
|
65.4% | 低 |
| 3 |
事業承継・M&A補助金
事業承継
|
60.8% | 低 |
| 4 |
キャリアアップ助成金
人材育成・雇用
|
53.5% | 中 |
| 5 |
小規模事業者持続化補助金
販路開拓
|
49.6% | 中 |
| 6 |
デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)
IT・デジタル化
|
39.4% | 中 |
| 7 |
中小企業新事業進出補助金(事業再構築補助金の後継)
新事業・事業転換
|
36.3% | 中 |
| 8 |
ものづくり補助金
設備投資
|
35.1% | 中 |
| 9 |
成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)
研究開発
|
25.3% | 高 |
| 10 |
創業助成金(東京都)
創業支援
|
18.1% | 高 |
補助金別の詳細・採択のコツ
働き方改革推進支援助成金
労働時間短縮、年次有給休暇取得促進、勤務間インターバル導入等の取り組みを支援。機器導入費や専門家謝金が対象。令和8年度は建設・運送・医療など時間外労働上限規制の適用業種を重点支援する「業種別課題対応コース」の交付申請を2026年4月13日から受付中(期限は2026年11月30日、予算上限で早期終了の可能性あり)。
回別の採択率推移
採択のコツ
厚生労働省管轄のため、労働局への事前相談が効果的。就業規則の変更を伴う取り組みは社労士との連携を推奨。
中小企業省力化投資補助金(一般型)
人手不足解消のためのオーダーメイド設備導入・システム構築を支援。カタログ掲載製品から選んで申請する「カタログ注文型」(上限1,000万円・随時受付)もある。一般型の第7回公募は2026年6月5日に開始され、申請受付は2026年7月の予定。
回別の採択率推移
採択のコツ
労働生産性の年平均成長率+4.0%以上、給与支給総額+3.5%以上などの基本要件を満たす計画が前提。自社の業務課題と設備の省力化効果を定量的に紐付けて説明すること。
事業承継・M&A補助金
事業承継やM&Aに伴う設備投資、専門家活用費用等を支援。事業承継促進枠・専門家活用枠・PMI推進枠・廃業・再チャレンジ枠の4枠構成。15次公募から小規模事業者の売り手向け「専門家活用枠 小規模売り手支援類型」(上限450万円・補助率2/3)が新設された。15次公募は2026年6月19日〜7月24日受付。
回別の採択率推移
採択のコツ
事業承継計画の具体性と、承継後の成長戦略が評価ポイント。専門家(税理士、M&A仲介)の活用計画を明確に記載すること。
キャリアアップ助成金
非正規雇用労働者の正社員化、処遇改善等を支援。正社員化コースが最も利用が多く、中小企業で1人あたり最大80万円(第2期の満額受給は重点支援対象者の正社員化が条件)。令和8年度は正社員転換実績等を公表した場合の「情報公表加算」(中小企業20万円/事業所)が新設された。
回別の採択率推移
採択のコツ
正社員転換前にキャリアアップ計画の届出が必須(転換6ヶ月前まで)。転換後6ヶ月の賃金が転換前より3%以上増加していることが支給要件。
小規模事業者持続化補助金
販路開拓や業務効率化の取り組みを支援。ホームページ作成、チラシ印刷、展示会出展など幅広い経費が対象。基本上限50万円にインボイス特例(+50万円)・賃金引上げ特例(+150万円)の上乗せで最大250万円。第20回公募は2026年11月5日受付開始・12月15日締切予定。
回別の採択率推移
採択のコツ
経営計画書の「自社の強み」と「市場機会」の分析が審査の鍵。商工会議所・商工会の事業支援計画書(様式4)の発行が必須で、締切は申請締切より早い(第20回は2026年12月4日)ため早めの相談を。
デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)
ITツールやAI搭載システムの導入費用を補助。2026年度から「IT導入補助金」が「デジタル化・AI導入補助金」に名称変更され、生成AI活用ツールが補助対象として明確化された。インボイス枠は通常枠より採択率が高い傾向(2025年最終回で約44.9%)。
回別の採択率推移
採択のコツ
IT導入支援事業者との連携が必須。導入効果を具体的な数値で示すことが採択のポイント。2026年度は過去(2022〜2025年)に交付決定を受けた事業者の再申請に賃上げ計画(1人あたり給与支給総額 年平均3.5%以上)が必須化された点に注意。
中小企業新事業進出補助金(事業再構築補助金の後継)
新市場・高付加価値事業への進出を支援する、事業再構築補助金の後継的制度。事業再構築補助金は第13回公募(採択率約35.5%)で新規受付を終了した。新事業進出補助金の第4回公募は2026年6月19日締切で、以降はものづくり補助金と統合した「新事業進出・ものづくり補助金」として公募予定。
回別の採択率推移
採択のコツ
「新事業進出の必要性」と「実現可能性」の両立が鍵。付加価値額の年平均成長率4.0%以上、1人あたり給与支給総額の年平均3.5%以上増加(未達で返還義務あり)などの要件を満たす現実的な計画を。市場調査データを活用し売上根拠を具体的に示すこと。
ものづくり補助金
革新的な製品・サービス開発のための設備投資を支援。製造業だけでなくサービス業も対象。第23次公募(2026年5月8日締切)は受付終了し採択発表は2026年8月上旬頃の予定。2026年度は新事業進出補助金と統合した「新事業進出・ものづくり補助金」への再編が予定されている。
回別の採択率推移
採択のコツ
「革新性」の具体的な説明が最重要。既存製品との違い、技術的な新規性を明確に。第23次からは賃上げ(1人あたり給与支給総額 年平均3.5%以上増加)が加点ではなく基本要件になった点に注意。
成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)
大学や公設試験研究機関と連携した研究開発を支援。技術的難易度が高い案件が対象で、補助額も大きい。
回別の採択率推移
採択のコツ
大学等の研究機関との共同研究体制が必須。研究テーマの新規性・革新性と、事業化までの具体的なロードマップが審査の要。
創業助成金(東京都)
東京都が実施する創業者向け助成金。賃借料、広告費、器具備品購入費等が対象。都内の創業支援施設利用者等が申請可能。令和8年度の申請受付は第1回が2026年4月(終了)、第2回が2026年9月29日〜10月8日の予定で、年間採択予定は200件。
回別の採択率推移
採択のコツ
TOKYO創業ステーション等の創業支援施設の利用実績が応募要件。事前にセミナー受講やアドバイザー面談を済ませておくこと。書類審査の後に面接審査があるため、計画を自分の言葉で説明できる準備も必要。
よくある質問
採択率が高い補助金はどれですか?
働き方改革推進支援助成金(約76%)、中小企業省力化投資補助金・一般型(約65%)、事業承継・M&A補助金(約61%)が比較的高い採択率です。ただし、採択率は申請内容の質に大きく左右されます。
採択率が低い補助金は申請しない方がいいですか?
採択率が低い補助金は競争が激しい一方、補助額が大きい傾向があります。Go-Tech事業(約25%)や東京都の創業助成金(約18%)は難易度が高いですが、採択されれば大きな支援を受けられます。
採択率を上げるにはどうすればいいですか?
加点項目を最大限活用する、認定支援機関や専門家の支援を受ける、審査基準を熟読して計画書に反映する、の3点が基本です。各補助金の「採択のコツ」も参考にしてください。
採択率のデータはどこから取得していますか?
各補助金の事務局が公式に発表している採択結果データに基づいています。最新の公募回の結果が反映されるまでタイムラグがある場合があります。
複数の補助金に同時に申請できますか?
原則として可能ですが、同一の経費に対して複数の補助金を受けることはできません(二重受給の禁止)。異なる経費であれば併用可能な場合があります。各補助金の公募要領を確認してください。
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