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補助金・助成金の申請期限・公募期間カレンダー|2025-2026年度版スケジュール管理ガイド

補助金の公募スケジュールカレンダー - 補助金ガイド - 補助金さがすAI

情報の鮮度について

本記事の情報は2026年6月13日時点のものです。掲載している公募期間・申請締切は変更・終了している場合があります。最新の公募状況は各制度の公式サイトで必ずご確認ください。

2026年度はIT導入補助金が「デジタル化・AI導入補助金2026」へ名称変更されたほか、ものづくり補助金と新事業進出補助金を統合した「新事業進出・ものづくり補助金」への再編が予定されるなど、制度の入れ替わりが続いています。各補助金の公募期間・申請締切・採択発表日はそれぞれ異なり、見逃すと次の公募まで数ヶ月待つケースもあります。本記事では2026年6月時点の主要補助金スケジュールを一覧化し、申請準備から採択までの流れと注意点を整理します。

2026年度 主要補助金スケジュール一覧(2026年6月13日時点)

各補助金の公募開始・申請締切・採択発表の時期をまとめました。2026年6月時点では「デジタル化・AI導入補助金2026」(6月15日締切)、「新事業進出補助金 第4回」(6月19日締切)、「事業承継・M&A補助金 15次」(6月19日受付開始)が直近の申請機会です。公募期間が1ヶ月程度しかない制度も存在するため、スケジュールの事前把握が不可欠です。

補助金名 公募開始 申請締切 採択発表 備考
デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金) 2026年3月30日(月)10:00 受付開始 直近締切:2026年6月15日(月)17:00(全枠共通) 交付決定:2026年7月23日(木)予定 以降の締切は公式サイトで順次公表
中小企業新事業進出補助金 第4回 2026年5月19日(火)受付開始 2026年6月19日(金)18:00 2026年9月末頃(予定) 現行制度として最後の単独公募とされる
事業承継・M&A補助金 15次公募 2026年6月19日(金)受付開始 2026年7月24日(金)17:00 2026年9月中旬(予定) 専門家活用枠に小規模売り手支援類型を新設
中小企業省力化投資補助金(一般型)第7回 2026年7月上旬(予定) 2026年7月下旬(予定) 2026年11月中旬(予定) 公募開始:2026年6月5日。カタログ注文型は随時受付(2027年3月末頃まで)
小規模事業者持続化補助金(一般型・通常枠)第20回 2026年11月5日(木)受付開始 2026年12月15日(火)17:00 2027年3月頃(予定) 様式4発行受付締切:2026年12月4日。第19回(4月30日締切・終了)の採択発表は2026年7月頃予定
ものづくり補助金 第23次公募 2026年4月3日(金)17:00 受付開始 2026年5月8日(金)17:00(終了) 2026年8月上旬頃(予定) 現行制度として最後の公募となる見込み
新事業進出・ものづくり補助金(統合後・新設)第1回 2026年8月頃(予定) 未発表 未発表 公募要領は2026年6月頃公開予定。ものづくり補助金と新事業進出補助金を統合

公募情報は頻繁に更新されます

上記スケジュールは2026年6月13日時点の情報です。公募開始・締切日は変更になる場合があります。最新の確定情報は各制度の公式サイトまたは中小企業庁ミラサポplus(https://mirasapo-plus.go.jp/)で必ず確認してください。

2026年度 主要補助金の制度概要と補助額

2026年度は既存制度の統合・再編が進んでいます。各制度の補助上限・補助率・対象を把握した上で、自社に合った制度を選ぶことが重要です。

補助金名 補助上限額 補助率 主な対象・目的
ものづくり補助金 製品・サービス高付加価値化枠750万〜2,500万円(従業員規模別)/グローバル枠3,000万円(特例で上乗せあり) 1/2〜2/3 新製品・新サービス開発による生産性向上。第23次が現行制度最後の公募となる見込み
中小企業省力化投資補助金 一般型は最大8,000万円(大幅賃上げで最大1億円)/カタログ注文型は最大1,000万円(同1,500万円) 1/2または2/3(従業員数・賃上げ特例により異なる) 労働力不足解消を目的とした省力化設備導入
中小企業成長加速化補助金 最大5億円 最新の公募要領をご確認ください 売上高100億円を目指す成長志向型中小企業(「100億宣言」公表企業)の大胆な設備投資を支援。第3次公募は2026年夏頃予定
中小企業新事業進出補助金 2,500万〜7,000万円(従業員規模別、大幅賃上げ特例で最大9,000万円) 1/2(大幅賃上げ特例で2/3) 新市場への進出を支援する設備投資補助。事業再構築補助金の後継的位置付け。第4回(6月19日締切)が単独公募の最終回とされる
業務改善助成金 最大600万円(令和8年度は事業主単位の年間上限を新設) 事業場内最低賃金の水準により異なる(令和8年度に区分見直し) 事業場内最低賃金の引上げと生産性向上設備投資を組み合わせた助成。令和8年度は9月1日受付開始の短期集中型に変更
事業承継・M&A補助金 枠により異なる(事業承継促進枠は800万円、賃上げで1,000万円) 1/2〜2/3 事業承継時の設備投資・M&A専門家費用を支援。4枠体制で、15次公募から専門家活用枠に小規模売り手支援類型(上限450万円・補助率2/3)を新設

補助金の対象者は基本的に「中堅・中小企業(常時使用する従業員数2,000人以下の会社等)」です。各制度で細かな要件が異なるため、公募要領での確認が必要です。 補助金を検索して自社に合った制度を探す

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2026年度の主な制度変更点

2026年度は複数の制度で統合・名称変更・要件変更が行われています。前年度の情報をそのまま流用すると要件を満たさないケースがあります。

  • ものづくり補助金と新事業進出補助金の統合:令和7年度補正予算により「新事業進出・ものづくり補助金」へ再編予定。「革新的新製品・サービス枠」「新事業進出枠」「グローバル枠」の3枠構成とされ、グローバル枠の上限は最大7,000万円(特例で9,000万円)へ引き上げの方向。第1回公募は公募要領2026年6月頃公開・申請受付2026年8月頃開始の見込み。
  • ものづくり補助金 第23次の賃上げ要件:基本要件が「従業員1人あたり給与支給総額の年平均成長率3.5%以上増加」に一本化され、賃上げが加点項目から基本要件化。
  • IT導入補助金→デジタル化・AI導入補助金2026:2026年度から名称変更し、3月30日に交付申請受付を開始済み。生成AIを活用したシステム等が補助対象として明確化。過去(2022〜2025年)に交付決定を受けた事業者の再申請には賃上げ計画(1人あたり給与支給総額の年平均成長率3.5%以上)の策定・表明が必須に。
  • 小規模事業者持続化補助金 第20回:賃金引上げ特例の要件が「従業員1人あたり給与支給総額を年平均3.0%以上増加」させる方式に変更。広報費・ウェブサイト関連費にそれぞれ上限30万円(税込)が新設。
  • 中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型):2026年3月19日の制度改定で従業員20人以下の補助上限を引き上げ(5人以下500万円・6〜20人750万円)。申請受付期間は2027年3月末頃まで延長。
  • 事業再構築補助金:第13回公募をもって新規受付を終了。後継的位置付けの新事業進出補助金も第4回で単独公募を終了し、統合後の新制度へ移行予定。

中小企業新事業進出補助金(第4回)の主な申請要件

①新事業進出指針に該当する新規事業であること、②補助事業終了後3〜5年で付加価値額の年平均成長率4.0%以上、③1人あたり給与支給総額の年平均成長率3.5%以上増加、④事業場内最低賃金が地域別最低賃金+30円以上、⑤一般事業主行動計画の公表、⑥金融機関要件。③④は未達の場合に返還義務があります。

申請フローとスケジュール管理のポイント

補助金制度は「公募→応募→審査・採択→交付申請→交付決定→事業実施→検査→補助金支払い」という段階的な仕組みです。採択後も交付申請という別途手続きが必要で、交付決定前に事業を開始すると補助対象外となるリスクがあります。

ステップ 内容 注意点
①公募・応募 公募期間内に事業計画書等を作成し電子申請 gBizIDプライム取得に3〜4週間かかるため事前準備が必須
②審査・採択 事務局による書類審査。採択発表まで数ヶ月かかるケースあり 採択されても事業開始はまだ不可
③交付申請 採択決定後、別途交付申請を実施。再度審査あり この段階を省略・遅延すると補助金受給に影響
④交付決定 交付決定通知後に補助事業を開始可能 交付決定前の発注・契約は補助対象外になる場合あり
⑤事業実施・検査 補助事業を実施し、完了報告・検査を受ける 経費の証憑書類(領収書等)を必ず保管
⑥補助金支払い 検査完了後に補助金が入金される 事業終了から入金まで半年程度かかる場合もある

gBizIDプライムは早めに取得を

省力化投資補助金など主要な補助金はjGrants(Jグランツ)での電子申請が必要で、gBizIDプライムアカウントが必須です。書類郵送申請の審査期間は2026年7月から「最大1か月」に変更されるため、公募開始前に取得しておくことを強く推奨します(オンライン申請は2026年7月から24時間365日対応)。また2026年7月以降、gBizIDプライム・メンバーアカウントには2年3か月間の有効期限が導入されるため、取得済みの場合も更新時期に注意してください。

採択率の実績と傾向

補助金の採択率は制度・回・枠によって大きく異なります。人気の制度では採択率が50%を下回ることも珍しくないため、採択率の実績を把握した上で申請準備の優先度を判断することが重要です。

補助金名 採択率(参考) 傾向・備考
小規模事業者持続化補助金 第18回 約48.1%(申請17,318件・採択8,330件) 第17回51.1%→第18回48.1%と低下傾向。第19回の採択発表は2026年7月頃予定
ものづくり補助金 第22次 約37.5%(応募1,552者・採択582者) 第20次33.6%→第21次34.1%→第22次37.5%と推移。計画の具体性・制度趣旨との合致度が審査に大きく影響
中小企業新事業進出補助金 第1回 約37.2%・第2回 約35.4% 第3回の採択発表は2026年7月上旬頃予定
中小企業省力化投資補助金(一般型) 第4回 約69%・第5回 約61% 主要補助金の中では比較的高水準
事業承継・M&A補助金 14次 約60.7%(申請512件・採択311件) 13次も約60.9%と6割前後で安定
事業再構築補助金(新規公募終了) 最終第13回 約35.5%(応募3,100者・採択1,101者) 第13回をもって新規公募を終了

採択率は制度の予算規模や申請件数によって変動します。最新の採択状況は 補助金ガイド一覧 でも情報を提供しています。

採択率を上げるための具体的な対策

不採択の主な原因は「公募要領の理解不足」と「計画の曖昧さ」です。審査員は限られた時間の中で複数の申請書を評価するため、制度趣旨への合致度・地域経済や雇用への波及効果を瞬時に把握できる構成が求められます。

  • 書類不備の防止:「書類不備による形式不採択」は意外に多い失敗例。公募要領を通読し、提出書類・記載項目を漏れなく確認する。
  • 市場分析の充実:市場ニーズの根拠(競合分析・消費者調査等)を具体的な数値で示す。「ニーズが見込める」という記述だけでは不十分。
  • 加点項目の活用:賃上げ加点のほか、経営力向上計画・経営革新計画・事業継続力強化計画など国の認定を事前に取得すると加点対象となる制度が多い。取得済みであるにもかかわらず記載しないケースも見られる。
  • 資金繰り計画の同時策定:補助金は原則後払い(立替払い方式)のため、補助対象経費の半額程度はすぐに動かせる現金・預金として確保しておくことが理想。入金まで事業終了から半年程度かかる場合もある。
  • 地域経済・雇用への波及効果の明示:「どれだけ地域経済や雇用に貢献するか」を定量的・定性的に記載する。

後払い構造への備えが重要

補助金は採択・交付決定後に事業を実施し、完了報告・検査を経てから入金されます。最も安全な対応は、補助対象経費の半額程度を自己資金として確保しておくことです。資金繰りが厳しい場合は、制度融資との組み合わせも検討してください。

年間スケジュールの傾向と申請タイミング

補助金は「いつ申請するか」が採択に直結します。年間を通じた公募タイミングの傾向を把握しておくことで、申請準備を計画的に進められます。

時期 公募の傾向 準備すべきこと
1〜3月(ゴールデンタイム) 補正予算を財源とする大規模補助金の公募が集中 gBizID取得・事業計画書の下書き・加点書類の準備
4〜6月 当初予算を財源とする補助金の公募開始が多い 前年度採択発表の確認・次回公募情報の収集
7〜9月 複数回公募型の補助金の中間ラウンド 申請書の精査・専門家相談(認定支援機関等)
10〜12月 年度末に向けた公募・補正予算の発表時期 翌年度の補助金情報収集・資金繰り計画の見直し

複数回公募型は「次回」を狙う戦略も有効

ものづくり補助金のように複数回にわたって公募される制度は、不採択の場合でも次の公募で再申請が可能です。不採択通知の理由を分析し、計画書を改善して再挑戦する事例は珍しくありません。

まとめ:2026年度 補助金スケジュール管理の要点

  • ・2026年6月の直近締切は、デジタル化・AI導入補助金2026が6月15日(月)17:00、新事業進出補助金 第4回が6月19日(金)18:00。事業承継・M&A補助金 15次は6月19日〜7月24日受付。
  • ・ものづくり補助金 第23次(5月8日締切)が現行制度最後の公募となる見込み。採択発表は2026年8月上旬頃予定。
  • ・2026年度後半は「新事業進出・ものづくり補助金」(統合後の新制度)の第1回公募が2026年8月頃に受付開始の見込み。公募要領は2026年6月頃公開予定。
  • ・小規模事業者持続化補助金 第20回は2026年11月5日受付開始・12月15日締切。賃金引上げ特例の要件変更と広報費等の上限新設に注意。
  • ・gBizIDプライムの取得には時間がかかるため、公募開始前に必ず取得しておく。2026年7月からアカウントに2年3か月の有効期限が導入される。
  • ・補助金は後払い(立替払い方式)。事業終了から入金まで半年程度かかる場合があり、補助対象経費の半額程度の自己資金確保が理想。
  • ・賃上げ加点・経営力向上計画等の加点項目は申請前に整備しておくと採択率向上につながる。
  • ・採択率は制度・回・枠によって35〜70%程度と幅があり、計画の具体性と制度趣旨への合致が審査の鍵。

参考情報

本記事の作成にあたり、以下の公式サイト・公的機関の情報を参照しています。最新情報は各サイトで直接ご確認ください。

※本記事の情報は2026年6月13日時点のものです。補助金制度は頻繁に変更されるため、実際の申請前に必ず各制度の公式サイトで最新情報をご確認ください。

この記事を書いた人

松田信介
松田 信介 Shinsuke Matsuda

X-HACK Inc. 代表取締役 / PARKLoT CTO

Microsoft for Startups Founders Hub 採択

X-HACK Inc. 代表取締役。システムコンサルタントとして中小企業の基幹システム構築・業務設計に携わったのち、自ら起業。小規模ビジネスの立ち上げから黒字化までを複数回経験し、採用・資金調達・補助金申請の実務にも精通。「補助金さがすAI」の開発・運営を通じて、経営者が本当に必要とする情報を現場目線で発信しています。

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