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AIライティング比較

【Grok 4.20】AIスクールに入学する前に読む記事

【Grok 4.20】AIスクールに入学する前に読む記事 - コラム - 補助金さがすAI 高額契約書と実務で使うAIツールの机を対比させたイメージ

この記事は、Grok 4.20(xAI)が執筆しました。同一プロンプトで7つのAIモデルに書かせた比較企画の1本です。比較記事はこちら

AIは本当にすごい

AIは本当にすごい。

生成AIが日常に入り込んでから、俺の仕事の風景はガラッと変わった。文章を書くのも、調査するのも、資料をまとめるのも、コードを書くのも、全部が速くなった。顧客からの問い合わせに対する下準備、社内のナレッジ整理、補助金の申請書類の骨子作り、議事録の要約、提案書の初稿。どれもAIがやってくれるようになった。

しかもこれは画面の中だけの話じゃない。

ロボティクスとPhysical AIの領域では、ヒューマノイドが現実世界に降りてきている。工場、物流、建設、医療。NVIDIAがグローバルなロボティクス企業と組んで「Physical AI」を本気で現実の作業に落とし込もうとしている動きも出ている。Morgan Stanleyはヒューマノイド市場が2050年までに5兆ドル規模になると予測している。

McKinseyは生成AIだけで年2.6兆〜4.4兆ドルの経済価値を生む可能性があると言い、IMFはAIが世界の雇用の約40%、先進国では約60%に影響を及ぼし得ると警告している。World Economic ForumのFuture of Jobs Report 2025も、2030年までの大規模な雇用移動とリスキリングの必要性を強く打ち出している。

要するに、ホワイトカラーの仕事はここ何十年かで一番大きな揺れを迎えている。WordやExcelが入ってきた時とは比べ物にならない速度で、足元が崩れ始めている。

だから「これはまずい、学ばないと」という焦りは、俺から見ても極めて自然だ。「AIはただの流行りだ」と高をくくっている人のほうが、むしろ危うい気がする。置いていかれたくない、という不安は本物だ。体系的に学びたい、という欲求もまともだ。俺はそれを馬鹿にする気は一切ない。

ただ、そこで一つだけ、はっきり分けて考えたいことがある。

不安が本物であることと、高額なAIスクールに数十万円を払うことが、良い選択肢かどうかは、完全に別の話だ。

じゃあ、AIスクールは本当に良い選択肢なのか。

俺はここを正面から問い直したい。

まず俺自身の話をしておく

毎月かかるAI利用料の明細書とパソコン

俺はAIにかなりの額を使っている。正直、地方で中古の一軒家が買えるくらいの金額を、AI関連に突っ込んできたと思う。カード明細にOpenAI、Anthropic、AWS、Midjourney、その他諸々が並ぶ月は、家族に見せるのが少し気まずい。浮気疑惑より説明が面倒くさい金額になっている。「仕事で必要なんだ」と言い訳しながら、自分でも半分くらい信じていない。総額をちゃんと計算したことはないし、計算する気もない。怖いからだ。

それでも使っている。使わざるを得ないくらい、業務で効いている。

社員7名にも徹底的に使わせている。触らせない日はほとんどない。文章作成、調査、議事録まとめ、提案書初稿、補助金関連資料の整理、簡単なコード生成、社内ナレッジの構造化、顧客対応の下準備。全部AIにやらせている。これは精神論でも努力賞でもなく、実際に効率化できている。利用料は毎月容赦なく口座から落ちていくが、それでも「入れてよかった」と genuinely思っている。

AIを日常的に業務で使い倒しているオフィスのデスク

だからこそ、俺はAIを嫌いな人間としてこの記事を書いているのではない。むしろ使い込んでいる側、請求書を毎月見ている側として、はっきり言いたい。

AIは使える。でも「AIスクールに高額入学金を払う」こととは、分けて考えたほうがいい。

問題はAIそのものじゃない。順番と売り方だ。

まだ何を作りたいかも、誰に何を売るかも決まっていない人に、先に高額契約を結ばせる構造。そこに一番腹が立つ。AIが本当にすごいからこそ、AIの名前を借りただけの粗悪なサービスが目立つのだ。

「AIで月100万円」という話

たとえば「AIで月100万円」という話。

よく見る。3ヶ月で副業収入、未経験からAI案件獲得、AIを活用して月収100万円達成。そんな言葉が並ぶ。

でも少し冷静に考えてほしい。

AIは「作る」を速くする。でも「売れる」までは連れて行ってくれない。

俺はAIで記事も画像もアプリの原型も提案書も作れるようになった。実際、かなり速くなった。だが、それらを誰かに買ってもらうかどうかは、まったく別の話だ。市場はAIが量産するきれいな成果物に、急に財布を開くようにはなっていない。むしろ供給が増えた分、選ばれるハードルは上がっている。

「AIで月100万円稼ぎましょう」という言葉の裏には、肝心の「誰に、何を、どうやって届けるか」という商売の最も面倒な部分が、ほとんど抜け落ちている。作るのが速くなっただけで、買う人が増えるわけではない。これは結構残酷な事実だ。

「体系的に学べます」という話

次に「体系的に学べます」という話。

これもよく聞く。完全初心者OK、カリキュラム完備、ロードマップ付き、伴走サポート付き。

俺は正直、体系という言葉を聞くと少し背筋が伸びてしまう。でも同時に警戒もする。

用事のない人に体系を渡しても、たいていきれいな箱が増えるだけだ。

実家に未開封のフードプロセッサーが今も鎮座している。母は今でもキャベツを手で千切っている。俺が買ったのに。便利そうだからという理由だけで買った結果、台所で一度も活躍していない。

AI講座も似ている。視聴済みマークだけが増えていく。Notionの第二脳は立派に整理されるが、実際の仕事は一向に変わらない。体系を買う前に、自分の未処理フォルダを開いたほうがよほど建設的だ。

自分の仕事、会社の面倒な業務、顧客が本当に困っていること。それを先に持っていないと、どれだけ美しいカリキュラムを揃えても、結局は棚の肥やしになる。

「今日だけ」「残り3名」「分割なら月々」という話

セミナー会場で高額契約を迫る雰囲気の机の上

無料セミナーでよく聞くやつだ。

「本日限定価格49万8,000円」「残りあと3名です」「分割なら月々16,000円ほどになります」

注意: 49万8,000円が、月々1万6,000円になると、急にスマホ代みたいな顔をし始める。総額は消えていないのに、痛みが細切れになる。痛みが小さいから大丈夫、というのは、毎日少しずつ足を踏まれているから平気です、と言っているようなものだ。平気ではない。

これは学習を売っているのではなく、判断時間を奪っている。考える時間を圧縮するための言葉だ。本当に価値があるものなら、明日になっても腐らないはずだ。

「今日だけ」という商品は、だいたい明日も別の名前で売っている。

「返金保証あり」「個別相談であなたに合ったプランを」

続いて「返金保証あり」「個別相談であなたに合ったプランを」。

これも要注意だ。

返金保証という言葉が出た瞬間に安心する人が多いが、契約書の細かい字をちゃんと読む人は少ない。全課題提出、すべての面談参加、期間内の申請、指定の方法での連絡。その条件を全部満たさないと返金されない場合、返金保証というより返金のための障害物競走だ。返金までの道のりが、もう一つの有料講座みたいになっている。

個別相談の構造

個別相談も危ない。

「どんな人生にしたいですか」「今の年収はどれくらいですか」「家族に相談すると反対されそうですか」

親切に聞いているようで、実は支払い能力と、断りにくさの角度を測っている時間である場合が多い。人生相談から分割払いの話までが、近すぎる。悩みを言語化すればするほど、その言葉が商品の穴に吸い込まれていく。うまい営業は、こちらの言葉でこちらを説得してくる。

そして現実の話

2025年12月25日、消費者庁は電話勧誘販売業者アドネス株式会社に対し、特定商取引法に基づく指示を行った(消費者庁公表資料)。関東経済産業局も同日、同社に対する指示を公表している(関東経済産業局公表資料)。

これは詐欺の認定ではない。あくまで特定商取引法に基づく行政処分だ。

ただし公表資料には、当時18歳、月収最大5万円程度で、主に親からの経済的援助で生活していた消費者に対して、消費者金融での借入と分割払いを勧めて、手数料込みで支払総額約77万円の契約を即日締結させた事例が記載されている。

18歳に消費者金融を勧めて「半年で稼げば返せる」と言う。これは教育というより、回収の匂いがする。月収5万円程度の人間に77万円を背負わせる瞬間、これはもう学ぶ場ではなく、支払い能力と高額契約のミスマッチが、行政処分の対象になるほど現実的に重い問題だということを、俺たちはちゃんと見据える必要がある。

海外でも同じ構造が広がっている

英語圏ではAI bootcamp、prompt engineering bootcamp、AI agency course、AI side hustle courseといった名称で、497ドル、997ドル、4,997ドルといった価格帯の講座が溢れている。無料ウェビナーから高額コースへ誘導し、DiscordやFacebookのグループで継続課金につなげる。販売の仕組みとしては、日本とほとんど同じだ。

courseではなくfunnel ―― 海外ではこうした講座を「course(教育)」ではなく「funnel(販売導線)」と呼んで批判する声も少なくない。教育というより、最初から最後まで設計された営業の流れとして見られている。

順番が致命的に大事だということ

俺はこれを全部否定したいわけではない。

ただ、順番が致命的に大事だということだけは、声を大にして言いたい。

学ぶ必要があることと、触る前に高額を払うことは別だ。困る前に契約することは危ない。焦っている時の契約は、だいたい高くつく。

AIの進化速度が、スクールのカリキュラムを追い越す

売り方の話はした。次は構造の話をする。善意のスクールでも、カリキュラムがAIの進化に追いつけない。

GPT-3.5が2022年11月。GPT-4が2023年3月。GPT-4oが2024年5月。o1が2024年12月。GPT-5.5 Proが2025年4月。2年半で5世代。当時の「プロンプトエンジニアリング」講座で教えていた技法は、今のモデルには通用しない。モデルが賢くなれば、小手先の構文は要らなくなる。

消えた機能と書き直されたベストプラクティス

ChatGPTプラグイン。2023年の目玉機能だった。2024年に廃止。プラグイン活用を教えていたコースは丸ごと無駄になった。受講者はまだ分割払い中だった。

LangChain。2023年にAI開発の標準フレームワークとされた。2025年にはアンチパターン扱いされる書き方が多い。公式ドキュメント自体が書き直された。1年前の正解が、今年の悪い例

Midjourney v3からv6。画像生成AIの使い方が根本から変わった。v3時代のプロンプト技法はv6では不要。ネガティブプロンプトの長文、呪文のような修飾語。全部要らなくなった。

コーディング支援。GitHub Copilot、Cursor、Claude Code、Devin。半年ごとに世代交代する。特定ツールの操作法を教える講座は、次のツールが出た瞬間に古くなる。

OpenAIのAPI料金は2年で90%以上下落した。2023年のコスト前提で設計したビジネスモデルは、今では数字が全部違う。

50万円のカリキュラム。作成に数ヶ月、受講に3ヶ月。卒業する頃にはAIの世界が別物。「体系的に学ぶ」が成り立たない。体系自体が3ヶ月で変わる。

各AIツールの公式ドキュメントは無料で常に最新。OpenAI、Google、Anthropic、xAI。全部タダ。スクールの教材は更新が追いつかない。速度で負ける情報源に金を払う理由がない。

AIの使い方は、AIに聞け

公式ドキュメントが読めない。英語がつらい。そういう人もいる。

だったらAIに読ませろ。

公式ドキュメントのURLを貼る。「初心者向けに日本語で解説して」と打つ。5分で終わる。講師がスライドを作る何日も前に、自分の手元に最新の解説がある。英語も中国語も関係ない。AIが読んで、噛み砕いて、日本語で返す。

海外事例もAIに頼める。「アメリカの中小企業のAI活用事例を日本向けにまとめて」。講師一人の調査範囲より広い。しかも今日の情報だ。先週のスライドじゃない。

自分専用の教材も作れる。「居酒屋3店舗。仕入れとシフト管理にAIを入れたい。手順を出して」。汎用カリキュラムより刺さる。自分の仕事だから当然だ。スライドにもチェックリストにも動画台本にもなる。形式は好きに指定すればいい。

わからなければ聞き直せばいい。「もっと簡単に」「具体例を」「うちだとどうなる」。24時間、即座に、何度でも。人間の講師に同じ質問を5回するのは気まずい。AIは気まずくない。

コスト比較 ―― ChatGPT Plus、月3,000円。Claude Pro、月3,000円。Gemini Advanced、月2,900円。年間約36,000円。50万円あれば10年以上使える。

AIの使い方を人間に50万円払って聞くか、AIに月3,000円で直接聞くか。答えは明らかだ。

じゃあ、どう学ぶべきか

自宅の静かなデスクでAIを日常業務に使う学習の様子

まずAIに直接課金しろ。先生を通すな。

最初の1ヶ月はChatGPTでもClaudeでもGeminiでも一つでいい。どれかに課金して、毎日自分の仕事に使え。教材じゃなく、実務で試せ。自分のメール、議事録、提案書、Excelの面倒な作業、旅行計画、役所に提出する書類、全部AIに投げてみろ。

2ヶ月目に別のAIを入れて、同じ質問を投げて比較する。3ヶ月目に画像生成、調査特化ツール、コード生成、自動化ツールを少しずつ足していく。

どうしても誰かに教わりたいなら、最初は数千円の録画講座で十分だ。公式のチュートリアル、評判のいいYouTube、ブログでもいい。低額の教材で眠くなる人は、高額講座でも眠くなる。違うのは、眠気に分割払いがついてくることだけだ。

それでもスクールに入りたいなら

それでもどうしてもスクールに入りたいというなら、契約する前に必ず聞いてほしい。

  • で、何が作れるようになるんですか
  • 講師はいまもその実務で食っていますか
  • 卒業生の実際の成果物を見せてください
  • 今日だけですか
  • 返金保証の条件を全部読ませてください
  • 借入なしで払える金額ですか

これを聞いた時の相手の反応が、実は一番正直な教材かもしれない。

最後に、もう一度最初に戻る

AIは本当にすごい。

ホワイトカラーの手を足を伸ばし、ロボティクスを通じて現実世界にも降りてくる。この技術は間違いなく、俺たちの仕事を、暮らしを、可能性を変えていく。

だからこそ、学ぶべきだし、触るべきだし、仕事で使い倒すべきだ。

不安を止めるための高額な鎮痛剤としてスクールを買う必要はない。入学するな、とは言わない。

ただ、入学する順番を間違えるな、と言いたい。

新橋のあの雑居ビルのエレベーターで、クリアファイルを持った男性の顔が、今でも時々頭に浮かぶ。あの人が、無事でありますようにと、俺はただ願うことしかできない。

カード明細を見ながら、俺はまた今日もAIに金を払う。

でもそれは、道具に払う金だ。不安に払う金ではない。

その違いだけは、ちゃんと見極めたいと思う。

まとめ

AIは本当にすごい。だからこそ、不安に駆られて高額なスクールに飛び込む前に、順番を間違えないことが大事だ。まずはAIツールに直接課金して実務で使い倒す。体系的な学びはその後でいい。「今日だけ」「分割なら月々」という言葉に判断を奪われず、契約前に冷静な質問をぶつけること。道具に払う金と、不安に払う金は、まったく別のものだ。

この記事を書いた人

松田信介
松田 信介 Shinsuke Matsuda

X-HACK Inc. 代表取締役 / PARKLoT CTO

Microsoft for Startups Founders Hub 採択

Claude・Cursor・Devin・Runway など 200 種類以上の AI ツールに年間 2,000 万円を投じ、自社の経営・開発・マーケティング全業務で使い倒している「AI ツールの実戦投入実験台」。AI 面接ツールおよび AI 動画編集ツール「GenVox」を開発。「補助金さがすAI」では、自分で試して効果があった AI 活用事例と、それに紐づく補助金制度をセットで解説しています。

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