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12件の記事

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映画『タッカー』に学ぶ|ビッグスリーに挑んだ起業家と、既得権益との戦い方

第二次世界大戦直後のアメリカ。デトロイトの巨大自動車メーカー「ビッグスリー」(GM・フォード・クライスラー)が君臨する業界に、たった一人で挑んだ男がいました。プレストン・タッカー(Preston Tucker、1903〜1956)。彼が世に出した「タッカー'48(通称トーピード)」は、シートベルト、

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映画『ウォール街』に学ぶ経営倫理|「Greed is good」の先にあったもの

「Greed is good(強欲は善だ)」——金融史に残るこの一言は、オリバー・ストーン監督の映画『ウォール街』(1987) で、冷酷な投資家ゴードン・ゲッコーが株主総会で放った演説の一節です。公開から40年近くが経った今も、このセリフは「拝金主義の象徴」として引用され続けています。しかし映画をよ

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ウルフ・オブ・ウォールストリート|暴走する組織とコンプライアンスの教訓

マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013年)は、3時間にわたって札束とドラッグとパーティーが乱舞する、爽快ですらある作品です。しかしこの狂騒は、実在の証券会社ストラットン・オークモントと、その創業者ジョーダン・ベルフォートが、約1,50

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コールセンターAI自動化の5段階とは?日本は「書き起こし」、海外は「完全無人応答」へ

「電話対応の人手が足りない」「ベテランが辞めると応対品質が落ちる」「通話内容を記録する事務作業に追われる」。電話を使う中小企業にとって、コールセンター・電話窓口の負担は年々重くなっています。一方で、AIによる電話対応の自動化は急速に進化し、海外では「受電から基幹システムへの登録まで人間が一切介在しな

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サントリーNOPEは本当に売れたのか?発売50日・出荷5,500万本の「その後」を数字で検証

2026年3月24日に発売されたサントリー「ギルティ炭酸 NOPE」は、発売1週間で出荷2,000万本という記録的な初速で話題をさらいました。しかしマーケティングの世界では、本当の勝負は「バズの後」です。話題が一巡したあとも買われ続けているのか、それとも一発花火で終わったのか。発売から2ヶ月半が経っ

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AIで開発は爆速になったのに、なぜ「リリース」は速くならないのか――ボトルネックは「作る」から「決める」へ

AIによってソフトウェア開発の現場は様変わりしました。コードを書く速度は劇的に上がり、これまで数日かかっていた実装が数時間で終わることも珍しくありません。ところが、不思議なことが起きています。「作る」のはこんなに速くなったのに、製品が実際に世に出る――つまり「リリースされる」スピードは、ほとんど変わ

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「AIをこれだけ使ったのに、リターンが見えない」――Uber幹部の本音と、AI投資の「揺り戻し」

「AIをどんどん使おう」という掛け声のもと、企業のAI支出は2025年から2026年にかけて爆発的に増えました。ところがここに来て、その流れに静かなブレーキがかかり始めています。きっかけは、配車サービス大手Uberの経営幹部が公の場で漏らした「これだけ使っているのに、見合うリターンが見えない」という

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イーロン・マスクの面接はたった一言 ―「あなたのキャリアを話してください」で嘘を見抜く方法

SpaceXとTeslaを率いるイーロン・マスクは、採用面接で履歴書をほとんど見ません。学歴も問いません。彼が候補者に求めるのは、たった一つ。「あなたのキャリアの物語を語ってください」。2017年のWorld Government Summit(ドバイ世界政府サミット)で明かしたこの手法は、一見シン

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穴吹工務店|「サーパス」で全国2位に駆け上がった地方マンションデベロッパーが、リーマンショックで負債1400億円に沈むまで

香川県高松市の小さな工務店として1952年に産声を上げた穴吹工務店は、「サーパス」という分譲マンションブランド一本で、地方から全国に勢力を広げた稀有な企業だ。2007年頃にはマンション年間販売戸数で全国2位にまで駆け上がり、東京の大手デベロッパーと肩を並べた。しかし2009年11月24日、同社は東京

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ブロックバスター|DVDレンタル9,000店・6,000万会員の王者がNetflixに敗北するまで

2000年、シリコンバレーから飛んできた小さな郵送DVDレンタル企業の創業者が、ダラスの本社にやってきた。提案は単純だった——「5,000万ドルでうちを買い取ってほしい。代わりにあなた方のオンライン部門を運営させてほしい」。応対したのは、当時世界最大のビデオレンタルチェーンを率いるCEOジョン・アン