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あなたの商いを、数字にしてみよう。

島根県の介護・デイサービス 開業収支

地域・広さ・単価を変えながら、自分の計画に合う開業費用と収支を考えてみましょう。

試算は基準の単価・稼働率・賃料を使った概算です。地域の実勢価格や物件条件に合わせて比較してください。

条件広さ初期投資月商(通常)税引後手取り(通常)
小規模デイサービス25坪11,800,000円2,086,560円-215,511円
通常規模デイサービス25坪11,800,000円2,704,800円-126,154円

地域・業態の特徴

島根県は全国でも高齢化率が高く、2023年時点で約37%超と全国トップクラスの水準にある。松江市・出雲市などの都市部では既存事業者との競合があるが、奥出雲町や邑南町など中山間地域では受け皿不足が深刻で、新規参入の余地が大きい。県内の要介護認定率も高く、安定した利用者需要が見込める地域特性がある。

出雲市駅や松江駅周辺の商業地では坪6,000円前後の物件が流通しており、15坪・家賃9万円での開業が現実的な選択肢となる。中山間地の過疎地域では送迎エリアの設定が集客の生命線となり、軽自動車1台の行動半径をどう設計するかが定員充足率に直結する。

経営のヒント

  • 出雲市の塩冶町・今市町エリアや松江市の東出雲周辺など、高齢者世帯が密集する住宅地に隣接した1階路面物件を優先的に探すと送迎コストを抑えながら認知度を獲得しやすい
  • 利用者3人に対し介護職員1人の人員配置基準を守りつつ、定員16人フル稼働時に必要な常勤換算数を事前試算し、地域の介護福祉士養成校(松江市内の専門学校など)と連携してパート採用ルートを確保しておく
  • 島根県国民健康保険団体連合会への介護給付費請求は月次で行われるため、開業初月から2カ月は運転資金が手元にない状態が続く。最低でも開業前に3カ月分の固定費相当額(約80〜90万円)を手元資金として確保する

確認したいリスク

  • 島根県内の介護人材有効求人倍率は慢性的に高く、特に江津市・浜田市など石見地方では介護福祉士の確保が困難で、人員基準を満たせず指定取消処分に至るケースが県内でも発生している
  • 松江市・出雲市では大手法人運営のデイサービスが送迎エリアを広域化しており、開業後1年以内に定員の70%以上(約11人)の安定稼働を達成できないと税引後手取り14万円を大幅に下回る赤字構造に陥る
  • 中山間地での開業は利用者獲得のポテンシャルがある一方、豪雪・道路閉鎖により冬季の送迎が不能になるリスクがあり、運休日の代替対応策を盛り込んだ事業継続計画(BCP)策定が2024年度から義務化されている

島根県で小規模デイサービスを開業するために必要な資格・届出・設備の基礎知識

小規模デイサービス(通所介護)を開業するには、法人格の取得後に都道府県または市町村への指定申請が必要です。島根県では定員18人以下の地域密着型通所介護は市町村指定となるため、松江市・出雲市それぞれの窓口へ申請します。管理者は介護福祉士や社会福祉士などの資格は必須ではありませんが、生活相談員は社会福祉士・介護福祉士等の有資格者が必要です。設備面では食堂・機能訓練室として1人あたり3㎡以上の確保が求められ、15坪(約49㎡)では定員16人がほぼ上限の計算です。消防法上の自動火災報知設備や非常警報設備の設置義務も確認が必要です。

島根県で小規模デイサービスを開業する際、地域密着型と通所介護の違いは何ですか?

定員18人以下は地域密着型通所介護として市町村指定となり、利用者もその市町村の住民に限定されます。定員19人以上は都道府県指定の通所介護となり利用制限がなくなります。

松江市や出雲市でデイサービスを開業する場合、物件の用途地域に制限はありますか?

デイサービスは原則として第一種低層住居専用地域では開業できません。松江市・出雲市の物件確認時は用途地域を事前に市の都市計画窓口で確認することが必須です。