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ワイヤーカード|DAX採用フィンテックの寵児が19億ユーロ架空残高で破綻するまで
ドイツ・ミュンヘン郊外のアシュハイムに本社を置くワイヤーカード(Wirecard AG)は、欧州を代表する決済テクノロジー企業として2010年代を駆け抜けた。2018年9月にはドイツ株価指数DAX30の構成銘柄に採用され、時価総額で名門コメルツ銀行を抜き去る快挙を達成。「ドイツのフィンテック国家戦略
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ドイツ・ミュンヘン郊外のアシュハイムに本社を置くワイヤーカード(Wirecard AG)は、欧州を代表する決済テクノロジー企業として2010年代を駆け抜けた。2018年9月にはドイツ株価指数DAX30の構成銘柄に採用され、時価総額で名門コメルツ銀行を抜き去る快挙を達成。「ドイツのフィンテック国家戦略
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1990年代後半、米国のインターネット普及と通信自由化の波に乗り、ワールドコム(WorldCom)は世界第二の長距離通信キャリアまで駆け上がった。CEOバーナード・エバースは「次世代のAT&T」と称され、株価は10年で30倍超に高騰。1998年には旧MCIを約370億ドルで買収し、年間売上は390億
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2000年1月10日、ウォール街は驚愕に包まれた。インターネット接続サービスの王者AOL(America Online)が、メディア帝国タイムワーナーを1,640億ドル(当時の為替で約17兆円)で買収すると発表したのだ。AOLの時価総額1,640億ドルに対し、タイムワーナーの時価総額は約830億ドル
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2018年10月29日、ライオン航空610便。2019年3月10日、エチオピア航空302便。半年も経たないうちに、ボーイング737MAX 8型機が立て続けに墜落し、合わせて346名の命が失われた。事故原因は、新型エンジン搭載に伴って後付けされた失速防止装置「MCAS」の設計欠陥と、それをパイロットや
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2010年1月19日、日本の戦後経済史に残る巨大企業破綻が起きた。日本航空(JAL)が東京地方裁判所に会社更生法の適用を申請したのだ。負債総額は2兆3,221億円——事業会社の倒産としては当時、戦後最大級の規模だった。日本のナショナルフラッグ・キャリアとして半世紀にわたり日本の翼を担ってきた名門が、
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2021年10月28日、Mark Zuckerbergは世界に向けて衝撃の発表を行った。Facebookという社名を捨て、新社名「Meta Platforms(メタ)」のもとで全社をメタバース(仮想空間)企業として再定義する——。当時のFacebookは月間アクティブユーザー29億人、年間売上高11
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1962年に初飛行したプロペラ旅客機「YS-11」以来、日本は半世紀にわたって国産旅客機を持たない時代を過ごした。その空白を埋めるべく、三菱重工業が社運をかけて挑んだのが国産初のジェット旅客機「MRJ(Mitsubishi Regional Jet、後の SpaceJet)」プロジェクトだった。20
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「目の付けどころが、シャープでしょ。」——このキャッチコピーとともに、2000年代のシャープは「液晶のシャープ」として世界の頂点に立っていた。亀山工場で生産される高品質テレビは「亀山ブランド」として消費者の信頼を勝ち取り、2007年3月期には連結売上高3兆1,277億円、過去最高益を更新した。だが、
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1996年に設立されたスカイマークは、日本の航空業界に新規参入した「第三の航空会社」として注目を集めた。JAL・ANAの二大寡占に風穴を開け、低価格路線で旅客数を伸ばし、2014年3月期には連結売上高859億円を計上するまで成長した。しかし2014年7月、エアバスが超大型機A380を6機・総額1,9
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1989年9月、ソニーは米コロンビア・ピクチャーズ・エンタテインメントを34億ドル(約4,800億円)で買収した。さらに約16億ドルの債務を引き継ぎ、買収総額は約60億ドル(当時のレートで6,000億円超)に達する、日本企業による当時史上最大級の対外M&Aだった。「ジャパンマネーがハリウッドを買った
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かつて「総合電機の雄」として日立製作所と並び称された東芝。創業140年以上の歴史を持ち、半導体・原子力・社会インフラ・家電と幅広い事業を展開してきた日本を代表する企業だ。しかし2006年、東芝は米原子力大手ウェスチングハウス(WH)を当初想定の2倍以上にあたる約6,600億円で買収。この賭けが、20
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2019年初頭、WeWorkは世界中のスタートアップ業界から「次のユニコーン」「働き方を変える革命児」と称賛されていた。プライベート市場での評価額は470億ドル(当時のレートで約5兆円)に達し、創業者のアダム・ニューマンはシリコンバレーの寵児として君臨していた。ソフトバンク・ビジョンファンドが累計1